宇都宮市の歯医者、ココ歯科クリニックの加藤です。
今週、3月18日より、自動精算機が導入されました
一般の歯医者では、栃木県第1号、上位モデルの自動精算機です
導入しようと思い立ったのが、昨年の3月。やっと、入った、って感じです。
なぜ、こんなにも、時間がかかってしまったのか、というと・・。
まず、そもそも、どんな自動精算機がいいか?と迷い、色々話を伺いました。
対面式で受け付けが、ポチッと押すと、精算ができる簡易型の自動精算機。
このタイプの自動精算機は、ぼちぼち一般の歯科医院でも導入されているらしい。
対面式でなく、受付と離れた場所でも、患者さんが自分でバーコードを読み取らせて、自分で精算する上位モデルの自動精算機。
このタイプは大学や大きな病院で導入されており、まだまだ、一般の歯科では導入されていない。
導入するんだったら、受付の手を介さないこっちのタイプがいいかな~。
しかし、このタイプの自動精算機には落とし穴があって・・・。
まず、レセコンとの相性。連携が出来るかが、問題でした
そもそも、当院が入れているレセコン(受付のパソコン)との連携が出来なかったんです。
レセコンにバーコードを読み取れる機能がないと、自動精算機がお金を読み取れない。
そこで、既存の業者にバーコードを作って、と掛け合っても、良い返事が得られず。
違う業者と打ち合わせをし、新しいレセコンを導入し、自動精算機との連携を・・。
と思っていたら、なんと、入れる直前に、既存のレセコンとも連携が出来るように
既存の業者も、バーコードを読み取る機能を、初めて導入するので、よくわかっていない。
そんなこんなで、やっと2月末に入れられると思ったら、間に合いませんと・・・。
じゃあ、3月、ということで。
休診にして、朝10時~設置開始。なんと今度は自動精算機のモニターがつかず、撤収
またまた、日曜、朝9時~夜10時までかかって、ようやく、設置完了。
そして、この度、やっと、3月18日~、自動精算機が入ったのでした。
はじめは、混乱するのかと思ったら、意外と患者さんのほうが慣れているようで
すんなり、みなさん、自動精算機に対応されていました
そもそも、自動精算機を導入しようと思った理由は。。。
受付の一日の売り上げの精算ミスが起こること。
人が介すものだから、ミスが起こるのは仕方ないし、完璧を求めたいのだが。。。
あと、最後の売り上げ計算に時間がかかりすぎ、残業が増える。
そして、若年者の労働人口が減る中、受付が辞めた時に、人材が見つかるか、ということ。
これが一番大きい。最近は、受付を募集しても、昔ほど、人が集まらないんです。
これは栃木県だから、というわけでなく、東京の駅近くの歯医者さんでも、人材不足に陥っているそうです。
そうなる前に、少しでも、ミスしない、辞めない、自動精算機を・・・。
世間的には、AIがどんどん進んでいるので、歯医者でも機械に任せられる所は、任せるしかない
やっぱり、導入してよかったです
精算ミスがない。ボタンを押せば、パ~っと、日計計算がアッという間に出てくる
でもですね・・・。
両替用の硬貨をたくさん入れないといけないので、朝、硬貨を合わせるのが大変
私の仕事が増えて、入れて良かったんだか、悪かったんだか・・・。