こんにちは、宇都宮市のココ歯科クリニックです。

今回は、インプラント治療の概要についてご紹介します。

歯を失った場所の治療として、「インプラント」を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。また、入れ歯を作ったもののうまく噛めない、入れ歯が合わないなどのお悩みをお持ちの方もいるかもしれません。

インプラントとは

むし歯や歯周病、外傷などによって歯を失った時に、その場所を補うための治療方法の選択肢にインプラントがあります。インプラントという言葉そのものは本来歯科だけでなく医科分野でも用いられる言葉ですが、歯科におけるインプラント治療が広く普及してきたために「デンタルインプラント」と言わずとも「インプラント」だけで通じるようになりました。
インプラントは、歯を失った所の骨にスクリューを埋め込み、それを土台にして人工歯を被せる治療方法です。「第3の歯」と言われるほど見た目も自然で、顎の骨にしっかり固定されているので、自分の歯と同じような感覚でしっかりと噛むことができます。

インプラントの構造

インプラントは、スクリュー部分であるインプラント、土台の役割をするアバットメント、セラミッククラウンなどの人工歯冠の3つのパーツによって構成されています。
インプラントとアバットメントは、純チタンもしくはチタン合金の素材でできています。チタンは生体親和性に優れており、骨と直接結合するという特徴があります。また、チタンは金属アレルギーも起きにくいため、どなたでも安心して使っていただける医療用素材です。

インプラント治療ではいつ歯が入る？

これまで主に行われてきたインプラントの治療方法では、1回目の手術でインプラントを埋め込み、2回目の手術でアバットメントを連結する方法でした。この方法だとインプラント手術をしたのに歯が入るまでに数か月がかかることもありましたが、近年は手術当日に仮歯を入れられる「即時荷重インプラント」も選択できるようになってきました。ただし、これができるには骨がある程度の負荷に耐えられるだけの状態であることが求められるため、全ての方に適応できるとは限りません。

まとめ

今回は、インプラント治療の概要についてご紹介しました。歯を補う治療の選択肢として、インプラントはメリットも多く非常に有効です。インプラントのメリットについては次回のブログでご紹介します。

当院では、インプラント担当の専門医が質の高い治療を安全・迅速に行います。他院で断られてしまうような難しい症例や骨を増やさなければならない症例であっても、諦めずにまずは一度ご相談ください。